たかはたけいこ著
中日新聞社発行
ISBN4-8062-0431-5

ＩＢＭのユーザー向け雑誌でしたでしょうか、「クロスロード中野坂上」の連載記事があり、ここで、 「たかはたけいこ」さんの名を知りました。このエッセイは、新鮮で、人の心をつかむもので、毎号が待ち遠しいものでした。

著者の始めての小説として、本書の紹介が中日新聞にあり、その切抜きがみつかったので、以下に転載します。（抜粋）

著者は浜松出身で、「アップルハウス」のブランド名で知られる婦人・子供服のメーカーの代表。 著者の分身ともいえる女性のサクセス・ストーリーで、静岡県遠州で生まれ育ったヒロイン・則子がひたむきに生きていく姿を繊細なタッチで綴ったもの。

１９７０年代のエネルギッシュな東京・新宿とふるさとの遠州を舞台に「綿の実」に秘められた父の愛をしる。雑踏に咲いた、せつなくもほろ苦いもうひとつの青春物語です。

書込み：'02/2/8

トムヤンティ著
／西野順治郎訳
角川書店発行、紀伊国屋書店発売
ISBN4-04-241901-1

１９４１年----太平洋戦争の勃発とともに、アンスマリンは数奇の運命にもてあそばれる身となった。
彼女の運命をかえたのは、日本軍の造船所長を務める青年大尉、小堀との偶然の出会いだった。（中略）
だが彼女にとって日本軍は祖国タイの”侵略者”だった。（中略）
戦いの嵐にもまれつつも、敵意を超え、国境を超えて結ばれる愛を描く、タイの代表作家のベストセラー。

書込み：'02/2/10