　船小屋という地名は、羽犬塚、瀬高、福島、大川、柳川そして、小城（羊羹）に八女（茶）と共に、父の思い出話に何度も出る。
　船小屋には、船小屋温泉という古くからの温泉地がありここに宿泊した。
　矢部川沿いにあり、向こうには九州新幹線駅が見える。宿の前には中州があって、低い小橋で歩いて渡れる。でも今回は、洪水があったのか中州の土手が修復中だった。今は新船小屋温泉が賑やかだ。

こちらの天満宮は何度目のお参りか、九州を旅する時に、時々参拝する。父のお供、思い出の旅、道の駅の旅。

　国道２０８号線で福岡県から佐賀県へ行く途中、筑後川を渡る。父は大川ともいう。渋滞でふと南をみると、この橋が目に飛び込んできた。地図には記載されているのに気づかなかった。後日、カタログで調べてみると、すごかった。
　昭和１０年旧国鉄佐賀線の敷設時、造られた昇開式可動橋。この方式で現存する最古のもので、全長５０７ｍ、高さ３０ｍの２つの鉄塔に挟まれた中央部の可動桁が約２３ｍ上昇、大型船が自由に航行できるようになっている。
　今は遊歩道で、観光スポット。国指定重要文化財で、機械遺産にも認定されている。


矢部川	九州新幹線・筑後船小屋駅	船小屋温泉前の矢部川